大豆はすごい!

大豆でもっともっと健康な生活を…
大豆をさまざまな形でみなさまにお届けしたい。
これからも豆太は、大豆の魅力と可能性を信じて、新しい商品を開発していきます。
どうぞご期待ください。

日常生活にもっと大豆を

大豆の魅力について

豆腐をはじめ、納豆や煮豆、味噌、醤油など、大豆はさまざまな食品に加工され、わたしたちの日常生活には欠かせないものになっています。日本人はお米をはじめ、魚や味噌、醤油など、栄養バランスの良い食事を古くから続けてきました。健康的な食生活を送るには、季節感を大切にし大豆をうまく日々の生活や食事に取り入れることが大切だと思います。「米・麦・粟(あわ)・稗(ひえ)・豆(大豆)」を「五穀」と呼び、これらの作物を昔から大切にしてきました。

現在も「五穀豊穣」を祈る祭事や行事が全国で行われています。節分に豆まきをするのも災いや病気などに対しての邪気を払う行事ですね。「魔除け・鬼払い・厄払い」の願いを込めて年齢の数だけ煎った大豆を食べます。また、旬などの季節感や素材を活かした日本料理、「和食」はユネスコの無形文化遺産としても登録され注目を集めています。

大豆は畑の肉。

高タンパクで低カロリーなヘルシー食材として見直されている大豆は「畑の肉」と呼ばれています(ドイツでは「魔法の豆」とも)。それは大豆が肉に匹敵するほどの良質なタンパク質を多く含んでいるからです。

大豆は人気の健康食品。

大豆には「三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質(炭水化物)」とともに、ビタミン、ミネラル、食物繊維(糖質)も豊富に含んでいます。大豆のシンプルな味わいはどんな料理にも馴染みやすく、大豆加工品は日々の調理をさらに多彩にしてくれます。大豆はバランスのとれたスーパーフード。大豆のパワーで日々の健康と食生活を豊かにしていきましょう。

食生活に活かせる可能性がある

大豆について
大豆の生産・用途。

高温から冷涼、乾燥から湿潤など、さまざまな気候や痩せた土地でもよく育つ大豆は、土壌改良や地力回復効果も持っています(大豆は根粒菌との共生により十分な量の窒素分を吸収し土壌へ補給することができる)。現在の大豆の生産地は、アメリカ、ブラジル、アルゼンチンで、世界中で生産される大豆の約80%を占めています。大豆の世界消費の大部分は75%が飼料用(大豆ミールを含む)で、油用が16%、食用は4%しかありません。

近年飼料やバイオディーゼルとしての需要が拡大し続けており、食用の比率は年々低下しています。ほとんどを輸入に頼っている日本国内でも「食用は25%」で、飼料用と油用で70%です。まだまだ、食生活や健康利用としての大豆の可能性は無限大だといえます。

大豆はバランスのとれたスーパーフード

大豆の成分について
【タンパク質】

「三大栄養素と食物繊維の比較」の表を見てもわかりますが、大豆のタンパク質の含有率は35%で他の穀物等と比較しても突出しています(一般的な穀物は7~11%)。植物性食品のタンパク質は動物性食品と比べ栄養価が劣りますが、大豆は肉類などと比較しても良質のタンパク質を多く含んでいます。大豆のタンパク質は、血中コレステロール値の低下や、血圧の上昇抑制、肥満防止、体脂肪(特に内臓脂肪)を減少する効果があるといわれています。

【糖質(炭水化物】

大豆は豆類の中では最も糖質が少なく(低糖質)、良質な糖(オリゴ糖)を含んでいます。オリゴ糖は、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やす効果があり、ビタミンB群の生産や免疫力の向上、発がん物質の分解など、腸内の有害菌を減らしてくれます。

【脂質】

大豆は必須脂肪酸(体内で合成できないため食事からしか摂取できない脂肪酸)を多く含んでいます。肉類に多い「飽和脂肪酸」は、悪玉コレステロールの増加や肥満、高血圧症、高脂血症を招くなどあまりいいイメージがありません。大豆に多く含まれる「多価不飽和脂肪酸」は、悪玉コレステロールの減少をはじめ、アレルギーの改善や高血圧、心筋梗塞の予防など、大豆の脂質は健康にいい脂質といえるでしょう。

【食物繊維】

大豆やおからの食物繊維は不溶性がほとんどで、レタスやごぼう、ほうれん草など、食物繊維を多く含んでいるといわれる野菜類よりも豊富に含んでいます。不溶性の食物繊維は、腸内環境の改善(便通改善)や、デトックス(有害物質の排泄)効果があります。

【ビタミンやミネラルなど】

大豆はビタミンB群を多く含んでいます。足りないビタミンAやCを他の野菜で補えば栄養バランスの良い食事になります。また、吸収率の良いカルシウムや生活習慣病予防や脳の活性化に効果のあるマグネシウム、血圧を下げる効果のあるカリウム、貧血予防に大切な鉄、リン、美肌などメラニン代謝促進(シミ・そばかすを防ぐ)には欠かせない亜鉛などが豊富に含まれています。
ほかにも、骨粗鬆症の抑制や更年期障害の予防や緩和、美白等の効果があるとされている大豆イソフラボンや、抗酸化作用や脂質代謝の改善、肥満予防などに効果があるといわれているサポニンなど、さまざまな物質を豊富に含んでいます。

【大量摂取には注意が必要】

健康的な食生活は、いろいろな食材をバランス良く食べることが大切です。いくら身体にいいからといっても大量摂取は要注意。大豆イソフラボンは大量に摂取することでホルモンバランスを崩してしまいます。1日の摂取量の目安などを参考に毎日の食事に取り入れてください。(1日の摂取量の目安量の上限は70〜75mg。平均的な日本人(15歳以上)の1日の摂取量は約18mg)

大豆は調理方法も簡単です。また、豆腐などはそのままでも食べられます。美容と健康のために毎日の食事に大豆を食べましょう。三大栄養素をバランスよく含んだ大豆はまさにスーパーフード。大豆はさまざまな健康効果をもたらしてくれる食材なのです。